2013年2月22日金曜日

Blender2.66 正式版リリース及び新刊のリリース

 Blender 2.66が正式にリリースされました。最新版の取得はこちらから、リリースノートはこちらからどうぞ。なお、いくつかの機能などはこのサイトでも既に紹介しています。

新機能紹介ビデオも上がっていたので下に貼っておきます。


 


 今回のスプラッシュ画面はLucas Falcao さんのキャラクタ「Violet」の絵です。氏のサイトには全身像もあります。



 さて、Blender の新しい本がリリースされるようです。「はじめてのBlender[エフェクト&シミュレーション編]」



 目次を見てみると、6章のシミュレーションのところがメインな感じですね。256ページとのことで、内容がどれくらいなのかなぁと気になっています。

2013年2月12日火曜日

新しいビューポートBullet 統合を使用したチュートリアル

 Blender の新しいビューポートBullet 統合と、BulletConstraintsTools アドオンを使用したチュートリアルがありました。


 破壊される側のオブジェクトをCell Fracture アドオンで予めばらばらにしておき、そのままでは粉々に分解してしまうので、破壊する側のオブジェクトが来るまではBulletConstraintsTools アドオンでConstraint を設定することで、分解しないようにしています。

 かなりお手軽に設定できますね。

2013年2月8日金曜日

Solidify モディファイアでのアウトライン描画

 防備録的なメモ。Solidify モディファイアと法線をうまく使うことで、オブジェクトのアウトラインを描画できます(重くはなりますが)。

 モデルにSolidify モディファイアを適用、「Offset」が「-1.0」になっていることを確認し、「Thickness」に適度なマイナスの値を入れます。この値を「-0.1」→「-0.2」と小さくするほど外に広がり、これによって線が太くなります。

 「Fill Rim」の初めの値は2つ目のマテリアル=Line 用のマテリアルを指定しています。そしてここが重要!「Flip Normals」にチェックを入れることで、このSolidify の適用部分は法線が逆になります(なので、3D Window では黒くなります)。

 ラインのマテリアルは、ノードの設定により、モデルの表裏、即ち法線の向きに応じて、透明になったり緑になったりします。

 という、色々が分からなくても、下の絵のように設定すればOKです。既存モデルを修正しなくていいのでお手軽です。ぜひお試しを。




2013年2月7日木曜日

Blender 2.66 新機能

 Blender 2.66 テストビルドが公開されました。


 リリースノートはこちらですが、とりあえず新機能のうち、いくつか気になるものをざっとご紹介。

Dynamic Topology Sculpting

スカルプティングをする際に、動的にメッシュの細かさを設定してくれる機能ですね。Sculupting モードにして、「Topology」で「Enable Dynamic」ボタンを押す(ショートカットキーは「CTRL + d」)と有効になり、以下のようなパネルが表示されます。但し、頂点カラーやUVマップのデータは失われてしまうので注意が必要!




User Preferences とStartup File の分離

 スタート時の画面の設定のファイルと、ユーザープレファレンスの設定が別ファイルになりました。


2013年2月5日火曜日

Cycles マッピングTips (その1)


Cycles のちょっとしたTips を防備録的に。


マルチUV マッピング

Cycles で、あるオブジェクトに複数のUVマップを作製し、それをノード上で参照する場合には「Attribute」ノード(「Input」>「Attribute」)を利用します。「Name」にUN Maps で付けた名前を入力することで、複数のUV マッピングデータを切り替えることができます。

UV マッピングデータの参照



2013年2月3日日曜日

Skin モディファイアとBuild モディファイアの面白い使い方

 Blendbend で紹介されていた下のイメージクリップの作成チュートリアルを見てみた。




 面白いのは基本形を作るのに、Cube にSkin モディファイアを使っている点と、色のついているタイル部分はBuild モディアファイアを適用して実現している点かな。

 なかなか面白い使い方だと思います。