2013年4月7日日曜日

チュートリアル「3D Typography Effect」からのTips

BlenderCoockie のチュートリアル「Creating a 3D Typography Effect in Blender」を見ました。


 非常に長いが、大きく分けて3パート。「ロゴを作成」「パーティクルの作成」「ノードによるバックグラウンドの作成」という流れ。

 個人的には2パート目はそれ程みるところなし、3パート目はかなり面倒なのでまぁ趣味程度で。1パート目はいくつか知らないTips があったので、メモっておきたいと思います。


 1つ目。Cube は文字のメッシュオブジェクトをBoolean で引くとできるわけですが、引く際に面を合わせる方法(Snap Element)。これ機能知ってる割に全く使ってなかった... 。

 Cube の表面に文字の表面をそろえたいわけです。まず、文字オブジェクトを選択。「CTRL」+「SHIFT」+「TAB」キーを押して「Vertex」を選択。これで頂点に対して揃えるという設定になりますが機能はまだ有効化されていません。



 次に「SHIFT」+「TAB」キーを押すとスナップが有効になります(因みに無効化は再度「SHIFT」+「TAB」キー)。

 ここでは文字オブジェクトを画面上(Z方向)にのみ動かしたいので「g」「z」の順に押してZ軸のみの移動にし、カーソルをCube の頂点に法にもっていくとカーソルがCube の頂点にスナップして「○」印になります。



 そこで「マウスボタン左」をクリック。これで、Cube に文字をスナッピングできました。



 2つ目。Cube の文字部分をくっきりしたいわけですが、これは文字部分を別シェーダにしています。Node で設定するわけですが、このパーツ分けを頂点カラーを利用しています。



 この色塗りですが、「Dirty Vertex Colors」という機能をうまく使っています。これ知らなかった... 。

 Cube を選択し、Vertex Paint モードにします。そこで「Paint」から「Dirty Vertex Colors」を選択すると文字の部分が黒くなります。


 が、このままではそれ以外の部分も微妙に黒くなっているので、ここを白く塗ります。

 Cube をエディットモードで開き、全頂点を選択後、「CTRL」+「SHIFT」を押しながら「マウスボタン左」でドラッグすることで、内側の文字の部分の頂点を選択解除します。





 「TAB」キーを押すとVertex Paint モードに戻ります。ここで「m」キーを押すと、塗る対象が選択部分にマスクされる、つまり文字以外の部分になります。





 ここで「Paint」から「Set Vertex Color」を選ぶ(もしくは「SHIFT」+「k」)と、デフォルト色の白が塗られます。



 これで文字部分のみ影っぽく色が付きました。Vertex Color はデフォルトでは「Col」という名前がついているので、これをNodeのAttribute で名前に「Col」で参照すればいいということですね。

 ここでは説明しませんでしたが、背景部分の画像のNode による作成は、長いですがどんなふうにすると望む形の画像を生成できるかを考えていく上では参考にはなるかもしれませんので、そちらもぜひ。


 さて、FreeStyle もマージされ、2.67 には新しいルーラなども搭載されるようで、今から楽しみです。



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